2007年10月28日
アスベスト

久しぶりに現場の話
アスベスト撤去に係わる工事
アスベスト 石綿とも言う
最近はあまりメディアにも取り上げられることは少なくなったが
一時期、深刻な健康被害の問題の原因として、
マスコミや我々業界、しいては国家的にも
問題になった(今も当然そうなのだが)いわゆる建築資材である。
主に建物の躯体などに、吹き付けて断熱や防火防音などを目的に使用され
汎用性の良さや耐久性、耐熱性、耐薬品性、電気絶縁性などの特性に非常に優れていて
さらに安価な事によって、コンクリートやボードなどのその他考えられるあらゆる建築資材などに混入し
奇跡の材料として大量に使用されました。
そして近年健康被害が明るみに出て、使用が禁止になり法規制の対象となり
さらに古い建物の解体撤去工事に於いてもアスベスト使用箇所は飛散等考えられるため
それについても規則等設けられ、それに基づき、撤去作業が進められ
アスベスト自体、適正に処理されるよう求められています。

作業工程
今回請け負った工事はもちろん専門解体業者に解体をお願いしています。
我々も中に入るには、完全防備、防塵メガネ、マスク、全身を包む簡易服等求められます。
さらに部屋に出入りするために、前室を設け、そこで出入りに養生します。

通常の出入口は完全密封 作業出入口前室 この中で退出時完全に埃等除去


完全防備で
撤去作業を行う。
まるで映画の
中のような
格好だ
今の時期は良いが夏は大変である。
撤去作業処理作業が完全に終わってから、通常の修繕工事に入ります。
Posted by kobay at
08:49
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