2007年10月11日

金木犀

金木犀」 きんもくせい と読みます。
この時期、朝夕の通勤途中でも歩いていると、
そこはかとなくこのキンモクセイの花の香りが漂ってくることがあります。
花は小さくあまり目立ちませんが、香りで気づきます。
昔は芳香剤の代表のように言われた香りでしたが
今でもこの香りを嗅ぐと秋を感じますし、 ワタシは癒されます。

我が家の猫の額どころか、スズメの額ぐらいの庭にも植えてあるのですが、
この時期ある日突然その存在意義を香りによって主張します。

今から19年前 この時期に花を咲かす木を女房と二人で探し
身の丈胸ぐらいのキンモクセイの苗木を買ってきて
いっしょに結婚の記念樹として自分の庭に植えました。
それが今では3mぐらいの木に成長し
今年も良い香りを放ち、花が咲いてくれました。
植えた当初何年かは花は咲かずよって香りもしませんでしたが、
その後何年かして花が咲き香りがした時は、二人で喜んだのを今でも覚えています。

前にもなんかの記事で書きましたが、人間、匂いでもその記憶が鮮やかに甦るものですね。

金木犀 花言葉:謙遜、高潔  


Posted by kobay at 08:33Comments(0)