2007年09月02日

寄付

9月22,23日はワタシの地区の神社の秋祭りである。
今ワタシは、地区の役で祭典部員を仰せつかっている。
私の住む町は7ブロックに分けられそのブロックごとに2,3人ずつ祭典部員がいる。

我が住む町もご多分にもれず かなりの高齢化が進んでいて、祭典部にしても、
ワタシが2番目の若手。50前なのに・・・。
あとの方60,70当たり前。昨年なんかも祭りの準備は結構大変であった。
町の境に提灯あげたり、地口を作ったり飾ったり、出し物の舞台を作ったり。
力仕事になるとやはり、若い男手がほしい。 でもいないのだ。
この辺一帯は区画整理事業の ド真ん中にあり、残っているのは、ほとんど高齢者の方。
事実 ワタシの同級生、同年代ほとんど住んでいない。
若い方もいることは、いるらしいのだが、マンション、アパートの人たち。
この方たちは、町の行事には誠に非協力的。 住んでいてもいないのと一緒 お寂しい限りである。

この時期になると毎年秋祭りに向けて、寄付を募り集めるのも祭典部の大事な仕事のひとつだ。
コレもグチになるが大変なのだ。精神的に まいる。
ワタシの担当する家は40軒ほどだが、何度も言うようだがほとんど高齢者。
ひとり暮らしの方も何人もいる。
誠に失礼だが、年金で暮らしておられるのだろうと思う。その方たちから
たとえ2,3000円でも集めるのは気分的に辛い。
各お宅におじゃまして「大変ですね」と
言葉を掛けて下さるのだが、こちらの方が申し訳なくなる。

そんな情けはいらんと叱られそうだが、
現役から引退された方から祭りの寄付とはいえどうも気が引ける。

もっと前途有望な、勢いのある若いヤツ住んでくれないかな。
人情味のある、あたたかい町が音を立てて崩れていく。
ドンドン進む町の中心地空洞化が身に染みてわかる・・・
  


Posted by kobay at 08:01Comments(4)