2012年03月19日

手紙

手紙
会社に ある手紙が届いた。
見れば当社のお客様であるA氏から
A氏は先だって奥様を亡くされたばかり
ワタシも葬儀に参列した。

手紙はそのお礼であった。
読むとやはり奥様は突然の病に倒れ
そのまま意識が戻らぬまま帰らぬ人となってしまったようだ
まだ60才前だったという
その日奥様はいつものように朝、A氏を会社に見送り
普段通りの家事などをこなして夕方夕飯の支度最中に倒れられたようだ

手紙にはA氏の奥様に対する想いが切々と書かれていた
ここ最近での異変に気づくことが出来なかったことへの自責の念
倒れた時、近くにいられなかった事への不甲斐なさ
またこれからやりたかった二人の夢や計画など
読み進むにつれ涙を抑えることが出来なかった。

肉親との突然の別れほど辛いものはない
ましてや最愛の人となれば尚更である。

自分普段もその日その日家族と離れる時
悔いのない形で接しているだろうか?
例え100%が無理でもそう努力しているだろうか??

A氏には早くこの悲しみを乗り越えてもらい
また今までのように明るいA氏に戻ってほしい。
時間がかかってもいいから。

合掌

タグ :世相

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Posted by kobay at 18:00│Comments(8)うるうる
この記事へのコメント
お客様の心が安らかになられる事をお祈り致します。

私は子供達の登校する姿を毎日見送ります。
それは変な言い方ですが、その姿が最後にならないように
見送る為です。
悔いが残らない為に、せめてもの事かなと思っています。
自分の方が先でしょうが・・・
Posted by がんじい at 2012年03月19日 19:59
伴侶との別れはいつか必ず訪れますものね・・・
そのときに後悔しない生き方・・・
でもそんなの無理だろうなぁ。
老衰なら良いかな?

ウチもがんじいさんと同じ理由で、喧嘩してても毎朝笑顔で
『行ってきます』
と言うのを夫婦で心がけています。
とか言いながら年に数回は怒ったまま出かけてしまう自分です(笑)
Posted by まつおかまつおか at 2012年03月20日 10:39
o(。TдT。)o・・・・
仕事中に涙目になってしまいました。
妻、子供達を今以上に大切にしなきゃと感じさせてくださいました。
私はちょっとおバカさんなので、ちょっとしたら忘れてしまうだろうけど、
覚えている間くらいは目いっぱいやさしくしなきゃ・・・
あと、自分自身も痩せなきゃ!(ノД`)・゜・。
Posted by きたてん ボリック at 2012年03月20日 17:48
コメントありがとうございます。

<がんじいさん>
さすがですね がんじいさん
ワタシはそこまであまり意識していませんでした。
まあどうやっても別れは来る訳ですから
その時どうそれと向き合うかですね
いろいろ考えさせてくれる今回の手紙でした。
Posted by kobaykobay at 2012年03月21日 07:37
コメントありがとうございます。

<まつおかさん>
ですよね 死は必ず訪れます。
どんな形かわかりませんが
悔いのない形にしようなんてよく言いますが
そんなのはあり得ませんね
でも少なくすることは可能ですね
常日頃から心掛けているとコレまた違ってきますよね
Posted by kobaykobay at 2012年03月21日 08:17
コメントありがとうございます。

<きたてん ボリックさん>
大事なことは見聞きしたことに対し
自分なりに解釈して感じることです。
きたてん ボリックさんもいろいろ感じることがあった訳ですから
これからどうすればいいか
自分でもわかったということです
今からでも決して遅くありません。
行動に移し習慣化しましょう
Posted by kobaykobay at 2012年03月21日 08:25
この冬 うちに来てくれていたパートのおばさんが
屋根から落ちてきた雪の下敷きになって亡くなりましたが
不慮の事故で突然亡くなった本人も無念だったでしょうが
残されたご主人も本当に痛々しくて 正視できませんでした。
肺気腫で酸素ボンベがなくては何も出来ない・・
そんなご主人を1人残しては天国へも旅立てないと思いました。
いつ何時 どうなるかわからない人生
悔いなく毎日を送りたいと思います。

そして・・1人残されても気丈に生きていけるよう 日々心がけなきゃ そう思いました。
このお客様も1日も早く 悲しみが癒える事お祈りしています。
Posted by もりひめ at 2012年03月22日 00:57
コメントありがとうございます。

<もりひめさん>
それはまた気の毒なお話しです。
なんとも言いようがありません
社会、地域で子供を見守る 
そんな事言われ出して久しいですが
今度は年配者、いわゆる一人で生活している方達を
社会、地域で見守っていく社会にならなくてはいけないんですね
いわゆる予備軍がたくさんいるとも聞きました。
どうすればいいのか 難しい問題でもあります。
お優しいお言葉 ありがとうございます。
Posted by kobaykobay at 2012年03月22日 07:53
 
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