2007年11月21日

桃栗3年柿8年

この時期 山里の方に行くと そこかしこと たわわに実った柿の木を見る
甘柿か渋柿か見た目は判断がつかないが、まぁこれでもかと言うくらいに
実をつけている木もある。女房曰く「もったいないねぇ自分の木なら取るんだけど」
でもアレを見たら実際そう思う。(柿の木は折れやすいから気をつけてね)
今の時代飽食の時代と言われて久しいようですが、柿はあまり食べなくなったように思う。
ましてや街中では干し柿を吊す家などあまり見かけない。

モノの本によると
柿の成分は、何といってもビタミンC!
酸っぱいイメージのビタミンCとはちょっと意外かもしれないが、
甘柿に含まれているビタミンCはレモンやイチゴに決して負けてはいないらしい。

ほかにも、ビタミンK、B1、B2、カロチン、タンニン(渋味の原因)、
ミネラルなどを多く含んでいるため、
「柿が赤くなれば、医者が青くなる」という言葉があるほど、柿の栄養価は高いと聞く。
また、「二日酔いには柿」といわれている訳は、ビタミンCとタンニンが血液中のアルコール分を外へ排出してくれるからで、豊富なカリウムの利尿作用のおかげともいわれているそうです。

さて表題の「桃栗3年柿8年」 いわゆる木が実をつけるまでの年数を言ってる訳だが
このあと続くモノがいくつかあり紹介します。

「桃栗3年柿8年、柚子は9年でなり下がり、梨のバカめは18年」

「桃栗3年柿8年、柚子の大馬鹿18年、銀杏の気違い30年」

「桃栗3年柿8年、梅はすいすい13年、柚子は大馬鹿18年、
林檎ニコニコ25年、女房の不作は60年、亭主の不作はこれまた一生」

ま 他にもいろいろあるようですが
最後のは何をか言わんやですな(笑)
あらためて日本固有の品種 「柿」 しみじみ味わうのもイイかも


うちのかあちゃん(妻) 実家からもらった柿、皮向いて
今年も吊しています。
大抵できあがる頃、鳥につつかれてますが(笑)  


Posted by kobay at 08:05Comments(2)