男、50、感ずること。

レスラー　The Wrestler
ランディ・ロビンソンは80年代に大活躍したプロレスラー。しかしそんな栄光も今は昔、それでも彼は老体に鞭打ちながら小さな地方興行に出場して細々と現役を続ける不器用な男。ひとたびリングを降りれば、トレーラーハウスに一人で住み、スーパーマーケットのアルバイトで糊口を凌ぐ孤独な日々。そんなある日、長年のステロイド常用がたたって心臓発作で倒れたランディは、ついに引退を余儀なくされる。急に戸惑いと不安で心細くなったランディは、馴染みの年増ストリッパー、キャシディに心の安らぎを求めたり、長らく疎遠となっていた娘ステファニーとも連絡を取り修復を図ろうとするのだが…。
ミッキー・ロークが、かつて栄光のスポットライトを浴びた人気プロレスラーの孤独な後半生を、自らの波瀾万丈の俳優人生と重ね合わせて哀愁いっぱいに熱演し賞賛された感動の人生ドラマ。共演にマリサ・トメイ、エヴァン・レイチェル・ウッド。監督は「レクイエム・フォー・ドリーム」「ファウンテン　永遠につづく愛」のダーレン・アロノフスキー。


ようやく長野でも公開？　アカデミー賞にもノミネートされ
ほかの映画賞も多数受賞しているので、混んでるかなともオモタがそうでもなかった。
ミッキーロークさんと言えば８０年代一世を風靡しメロメロになった女性もいると思う（笑）
「ナインハーフ」なんて観てもいないのに題名知ってるぞワタシ。
スケコマシの代名詞みたいな（笑）　内容よく知らんけど。
そんなくらいだから意外と彼の作品は観ていない　
テレビかなんかでハーレーダビッドソン＆マルボロマンぐらいだ
その後の彼の凋落ぶりはよく語られているが、
実際この映画もそんな彼の人生と重なり合って
迫真の演技と絶賛されていたので期待して観に行った。
んー確かにスゴイ　相手役のマリサ・トメイさんも体当たりの演技だ
女性として、母親として懸命に生きる姿に胸を打つ
またこの映画　プロレスファンにもたまらなく写るだろう。
しかしね　ワタシには最初から最後までイタくてイタくて見てらんない状況。
あともうちょっとで○○しそうだった娘との関係も・・・自ら・・・
全部自分が招く結果だろう？そりゃいいさ仲間内でやってる分には。
ところどころそりゃ共感する部分もある　この男を応援したくもなる。
男としても我が道をひた走るカッコのいい生き方かも知れない。
でも本当に自分を心配してくれている人をもっと大事にしろよと言いたいね。
それが出来ないんだったら　巻き込むなよ。
自分から誘っておいて　その仕打ちじゃ・・・男じゃない

ちなみに本作品R-15指定なので　その辺　観る方はご覚悟を。

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