男、50、感ずること。

英国王給仕人に乾杯!　
Obsluhoval jsem anglického krále I Served the King of England

背丈は小さくても百万長者になるという大きな夢を抱く青年、ヤン。田舎町のホテルでレストランの見習い給仕となった彼は、順調にステップ・アップを重ねていつしかプラハ随一の“ホテル・パリ”で主任給仕となる。一方、隣国ドイツではヒトラーが台頭、やがてプラハもナチスの占領下となっていく。そんな中、ズデーデン地方のドイツ人女性リーザと出会い、恋に落ちるヤンだったが…。







第2次大戦前夜、激動の時代のチェコスロバキアに生きるヤン。
億万長者になるという夢を半ば達成されたかに思えたが、時代に翻弄され露と消える。
刑期を終えてシャバに出てきた彼は誰を恨むわけでもなく
自分の人生を振り返りながら廃家となった飲み屋を片付け直し綺麗にしていく。
ラスト、人生の師とも言える人と酌み交わすビール。
そこで見せた彼の満面の笑みはサイコーであった。

主人公ヤンの役を若い時と初老の時と二人が一役をやっている。
しかし混乱することなく鑑賞することができた。

人にはいろんな生き方があるよね
その人自身が満足していれば、回りがとやかく言ってもしょうがない・・・
でもでもでも　いろいろ言ってくれる人がいないと　サビシイもんだ
人は　ひとりじゃ絶対生きられないはずだ


英国王 給仕人に乾杯！ - goo 映画


ちなみにロキシーさんでは「英国王給仕人に乾杯!」公開記念に
チェコの代表的ビールのひとつピルスナーウルケルを売店で販売していました。　
もちろん購入（笑）
まだ飲んでいない（爆）