2009年02月01日

映画/チェ28歳の革命

チェ 28歳の革命 CHE: PART ONE THE ARGENTINE

映画/チェ28歳の革命1955年、メキシコ。アルゼンチン人の青年医師エルネスト・ゲバラ。南米大陸の旅を続ける彼は、自らも喘息を抱えながらもラテン・アメリカの貧しい人々を救いたいという志が芽生えていた。そんなゲバラはある日、独裁政権に牛耳られた祖国キューバで平等社会の実現を目指す反体制派のフィデル・カストロと出会い意気投合する。そして、政府軍に無謀とも思えるゲリラ戦を仕掛けようという彼らの作戦への参加を決意するゲバラだったが…。
「トラフィック」のスティーヴン・ソダーバーグ監督とベニチオ・デル・トロが再びタッグを組み、伝説の革命家エルネスト・“チェ”・ゲバラの人物像とその半生に迫る伝記ドラマ2部作の前編。本作ではゲバラがフィデル・カストロと出会い、キューバ革命闘士として躍進するまでを描く。また、入念な役作りのもと、ゲバラを熱演したベニチオ・デル・トロは、カンヌ国際映画祭で男優賞を受賞した。


この映画、ゲバラ、カストロ、キューバ革命をある程度知らないとチンプンカンプンである。
彼らが何を目指し成し遂げたのか。観るんだったら少しでもおさらいしておいた方がイイかも。
事実、映画は淡々とゲバラを追い、さながらドキュメンタリーのよう
さらに解説めいたモノもほとんど無いので、状況が掴みにくくわかりにくい。
各場面場所がキューバ革命史上に残る出来事なのだろうが、イマイチよくわからなかった。

観る前はゲバラと言えばカリスマ革命戦士という印象。
かなりの熱血漢というか、周りをグイグイ引き込み巻き込み、
第一線で命知らずの奮闘するイメージがあったが
この映画から受けるゲバラはどうだろう。。。
第一線で先頭に闘う男の姿はその通りだったが、
どこか もの悲しげで愁いを含んだ やるせない感じではあった。
キューバ革命成功後、彼はキューバを安住の地とせず、
さらに苦しむ民衆のためにと他国へ活動の場を移す。
それが盟友カストロとの別れ、第2部の映画となっている。

内容とまったく関係ないが、ワタシは終始 ゲバラ役のベニチオ・デル・トロさんが
俳優の古谷一行氏に見えて仕方なかった。どーでもいいことですけど(笑)
チェ 28歳の革命 - goo 映画
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タグ :映画批評

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Posted by kobay at 08:00│Comments(3)映画
この記事へのコメント
こんにちは。
この話は実話ですよね。
歴史の苦手な私には無理だな~と思って
ましたが、やはり難しそうですね。
銃撃戦も苦手・・です。
Posted by スタッフABCスタッフABC at 2009年02月01日 13:00
ど~も、こんにちは
先日テレビでゲバラのプチ特集をしていましたが、広島にも来ていたんですね。
彼は原爆資料館で大きな衝撃を受け、「これからは広島を広島の人を愛していこう」と言って、キューバの教科書には「8月6日は広島に原爆が投下された日」と載っているそうで、多くのキューバ人はそのことを知っていました。
歴史は苦手ですが、とても見たい映画なので見る前に勉強しておきます。
DVDになっちゃいますけどね...
Posted by ティガーティガー at 2009年02月01日 19:13
コメントありがとうございます。

<スタッフABCさん>
伝説の人物ゲバラの映画です。
でも歴史云々の映画じゃないと思います。
歴史を勉強するために映画観る訳じゃ無いのでスタッフABCさんも興味がおありでしたらご覧下さい。
それから勉強してもイイじゃないですか。ぜひドゾ
しかし人間の歴史とは悲惨なモノですね・・(泣)

<ティガーさん>
あ それは知りませんでした。観てみたかったですね
戦後日本はアメリカ第一主義で
あこがれの国アメリカ それを目指して突き進んできたと思いますが、
全世界から見るといかにアメリカという国は昔から・・・
いろいろ考えさせる映画でもありました。
Posted by kobaykobay at 2009年02月02日 08:04
 
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