2009年01月22日

映画/12人の怒れる男<ロシア版>

12人の怒れる男<ロシア版> 12
映画/12人の怒れる男<ロシア版>ロシアのとある裁判所で世間の耳目を集めたひとつの殺人事件が裁かれていた。被告人はチェチェンの少年。養父であるロシア軍将校を殺害した罪に問われ、検察は最高刑に当たる終身刑を求刑。3日間の審理も終わり、残すは12人の陪審員による評決を待つばかりとなる。いくつもの状況証拠から、有罪は誰の目にも明らかと思われた。陪審員たちの中にも簡単に済ませてしまおうとの空気が流れ、直ちに挙手による投票が行われた。ところが、11人が有罪に手を挙げる中、ただひとり、陪審員1番の男だけが遠慮気味に無罪に1票を投じる。有罪票を投じた男たちは、陪審員1番の思いがけない行動に不快感を露わにするが…。



日本も裁判員制度がスタートしそれに合わせたようなタイミングで公開され
話題となった映画のようだが、果たして日本の裁判員制度が良いか悪いか別にして
日本人に合うかどうかと問われれば、疑問を感じますねぇ ヤッパリ・・
日本の制度と外国の制度の違いはワタシは不勉強なのでよくわからないが
この映画のような感じになるのだろうか・・
コレを観ても いかに人を裁くということの難しさや
感情的になって物事を進めてはいけない大変さはワタシにもわかる。

話を映画に戻せば、ワタシ 期待し過ぎたせいか、感じうるモノはあまり無かった。
リメイクとあるが、オリジナルとは違うようだし。
唯一旅芸人の男の話が、身に詰まると言うか看取る肉親側の話として心に響いた。
また怒れる男とあるが、彼ら全員怒っている訳じゃ無いし、
(もっとも原題は12とあるだけですけどね)
正義感に燃えて、12人で一致団結し少年を是が非でも助けようとしたというわけでもない。
チェチェン問題と言われても不勉強なので いまいちピンと来ないし、
少年をあえてそう描いて問題を浮き彫りにしているのかも知れないが
その肝心の裁かれる少年本人もどこか人ごとのようだし・・・
ま さすがに冤罪、人に運命を預けるという怖さは凄く感じたが・・・

自分、どこか評価の高い映画は肌に合わないなぁ~全部が全部ではないけど・・・
世間じゃ けちょんけちょん評価の映画を 面白がったり・・
やっぱ 天の邪鬼なんですねぇ(笑)

劇中、少年の悲惨な記憶が フラッシュバックのように映し出される。
紛争の激戦のあと降りしきる雨の中 破壊された装甲車や遺体の間を
何かエラい物を加えて走ってくる犬が何度も何度も繰り返し映し出されるが
あのシーンの意味するモノはいったい何だったのか・・
何かの伏線だと思って観てたが結局わからず・・・
誰か教えてくれませんかね~

12人の怒れる男 - goo 映画
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タグ :映画批評

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Posted by kobay at 13:00│Comments(2)映画
この記事へのコメント
オリジナルの「十二人の怒れる男」と、三谷幸喜脚本の「12人の優しい日本人」は見ました。
どちらもすごく味のある映画だと感心した覚えが。
裁判員制度の記事やニュースを見ると、いつもこの2つがフラッシュバックします。

ロシア版があったのは知らなかったな~
でも確かにチェチェンがどうとか言われてもピンと来ないかも(笑)
Posted by まつおかまつおか at 2009年01月22日 14:58
コメントありがとうございます。

<まつおかさん>
おおーお若いのに、前作を観ていらっしゃるとはスゴイ
ワタシ観てません(爆)
ましてや三谷幸喜氏は あまり・・・
あのノリは ついていけません(爆爆)

ワタシの映画評などどうでもイイですから
機会がございましたら、見比べてみて下さい。
ワタシもオリジナルを観るよう努力します(笑)
Posted by kobaykobay at 2009年01月22日 19:07
 
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