靴磨き
とかく疎かになりがちな靴磨き。
長野では商売として靴磨きの方を見ることはありませんが
ナガブロでもお馴染みのヒダカズこと比田井和孝氏の話で
面白く、なるほどなと思ったモノがあったので載せときます。
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比田井さんが東京で駅の靴磨きの方(Aさん)
に靴を磨いてもらった時のお話だそうです。
比田井さん「靴磨きの一人前になるのに何年かかるんですか」
Aさん「十年はかかるね」
比田井さん「へぇー、そんな名人芸だったら、お客さんは
また来てくれますね」
Aさん「八割は常連さんだね。ほとんどが社長だよ」
比田井さん「やっぱり社長さんは違いますね」
Aさん「違うんだよ、社長になって磨いたんじゃないんだよ。
靴を磨くような人が、みんな社長になったんだよ。
だからお客さんも社長になれるよ」』
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何をか言わんやですね 奥が深い。
靴を磨くことが大事なことなのではなく
高価な物や宝物を大切に扱うのは当たり前ですが
普段使っているモノを大切に扱う 使うことが大事なんですね。
それがすべてのことに通じていくという
考え方の基礎になると言うことです
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